決算書にはさまざまな情報が書いてあります。
以前にも書きましたが、決算書を見ると経営者の考えていることが何となくわかります。
決算書はよく経営の教科書という表現で紹介されます。これは決算書が1年の総決算であるのと同時に、それまでの累積をすべて表示したものだからです。
つまり決算書には貸借対照表と損益計算書というものがあります。
1年の総決算であるものは損益計算書で、それまでの累積を示したものは貸借対照表ということになります。
損益計算書は売上とか費用とか利益とか示すものです。
貸借対照表はお金と借金などを示すものです。
企業がずっと活動をつづけていけばお金が増えたり、減ったりします。
お金が増えるときは利益が出ていますし、お金が減るときは利益が出ていません。
これをずっと続けていればお金の残高を示す、ということになるわけです。