こんにちは。
前回は会計士の仕事はみんなに安心を与える、という目線で話をしました。
今回は税理士編です。
税理士の仕事はなんでしょうか?
税理士は「税務」という分野に幅広い知識を有している税理士が税務に関するアドバイスを行い、税務申告書(法人税の申告書や所得税の申告書)にサイン・署名を行うことなどを仕事にしています。
みなさん、何気なく税理士は当然税務申告書にサイン・署名をするんだろう、とお考えだと思いますが、これってちゃんとした理由があることはご存知ですか?
これを紐解く前にまず、税務申告書は税理士の署名がなくても申告することができる、ということがあります。
そうなんです。税理士がいなくても税務申告書は提出はできます。
ではなぜ税務申告書に税理士の署名があるのかというと、これは作成された税務申告書は税理士が保証していますよ、もしくは中身を見ていますよ、ということなんです。
ということですので税理士の署名がある税務申告書は税理士が関与している申告書になりますので、見る人がみたら安心します。
特に強いのが金融機関です。金融機関は融資を考えるとき、必ずこの税務申告書に税理士の署名があるかどうかを確認します。逆に言えば税理士の署名がない申告書は少し疑ってかかるのです。当然、署名があった方が金融機関の心象はよくなることは言うまでもありません。
このように税理士の仕事も安心を与える仕事であるといえるんですね。