納付すべき消費税の計算は受領した消費税から支払った消費税を控除して算出します。
外注先に対する消費税は【課税仕入れに関連する消費税額】となりますので、外注先に支払った消費税は納付すべき消費税から控除されることになります。
外注費は時によって作業が長期間に及ぶ場合があります。このとき契約時もしくは進捗に応じて事前に代金を支払うことが慣行としてあります。
それでは控除すべき消費税はいつでしょうか?
支払ったときでしょうか?全部の作業が終わったときでしょうか?
消費税の計算時期とお金の支払い時期は関係ありません。
このため最終の事前に支払ったかに関係なく仕入を計上したタイミング、つまりすべての作業が完了したタイミングで消費税の計算を行います。
(イメージ図)
ただし、請負に関する外注ではなく、毎月のメンテナンスサービス等の外注は支払のつど消費税の計算に含めることにご留意ください。