税務調査で調査を受けるポイント2~交際費~
税務調査で確認される項目で多いのは交際費です。
近年、5,000円未満の飲食は会議費として全額損金算入される、などがありますが、交際費として経費に該当する、会議費として経費に該当する、ためにはさまざまな要件があります。
そしてこの交際費で特に注目されるのが、個人的な支出・会社の活動と関係のない支出が交際費として含まれていないか、というポイントです。
よく聞く話なので、当然税務調査も注目してきます。
- 派手な飲食
- 自分の私的な買い物(お客へのプレゼントとして処理)
- 家族旅行(取引先の接待という名目)
- プライベートな食事(接待という名目)
- 社員同士の飲食を会議費として使用
こういった費用は要注意です。
交際費として経費にするには社会通念上、妥当な金額(つまり多額過ぎないこと)などが必要です。
また領収書などは必ず保管し(レシートでもいい)、いつ、誰と、何のためにいったか、また参加人数は何人か、などの記録をしておくことが必要です。
書類の保管をしておくこと、まずはこれが重要で、これさえあれば対策がとれますので是非領収書などはなくさないように保管をしてください。